小石川植物園A

2003年8月12日、晴れ間を見つけて、小石川植物園まで出かけました。東京に住んでいても、まだまだ行ったことの無い公園がまだまだあります。地図を見ながら、白山駅から歩きました。
少しでも暑くなると蝉が鳴き始めます。蝉の声を聞くと夏らしくなります。

エビスソウ センニンソウ ツリガネニンジン
エビスソウ。下を向いている花なので、中を覗いて見ました。 葉にギザが無いので、仙人草(センニンソウ)キンポウゲ科。 釣鐘人参(ツリガネニンジン)キキョウ科何故人参なんだろう?根が朝鮮人参に似ているからかしら。
ヤブミョウガ 藤? ツルボ
藪茗荷(ヤブミョウガ)去年出会った時は実になっていたが、今年は花に出会いました。ツユクサ科。 藤? 今は夏だけど、棚ではなく植え込みから垂れていました。 蔓穂(ツルボ)ユリ科。背が低くて小さいけれど、目に付きました。
ウコン ウコギ マツカゼソウ
鬱金(ウコン) 葉の陰に隠れて咲いています。漢方薬ですね。ショウガ科。 ウコギの花に似ているのだけど。余程甘いのか蟻が群がっています。 松風草(マツカゼソウ)風に揺れているところは風の名にふさわしいかしら。ミカン科。

けっこう広くて案内板も少ないので、迷ってしまいそう。人も少なく、といってもぽつぽつ散歩している人はいます。誰もいないとさびしいものです。

ソクズ(スイカズラ科)花には蜜は無く、黄色の腺体に蜜があるので、虫はそっちで蜜を吸っています。 黄色の女郎花(オミナエシ)と白い男郎花(オトコエシ) 色だけ違って形はそっくりですね。
シュロソウ イヌキクイモ ハエドクソウ
棕櫚草(シュロソウ)ユリ科。目立たないけれど、アップにすると面白い花です。 犬菊芋(イヌキクイモ)だと思います。森の中に沢山咲いていました。キク科。 蝿毒草(ハエドクソウ)名前は怖いが可愛い花です。根から蝿取紙を作ったとか。ハエドクソウ科。1科1属です。

日本庭園とか池もあり、季節のいい時、来れば入場料(330円)のもとは取れるかな。でもA4で1枚白黒の地図も100円なんてちょっと高い。有料はいいけれど、せいぜい30円か50円なら分かるんだけど。
秋に近づいたのか、実が目立ちます。

ツツジ? シロヤマブキの実 アガパンサスの実
ツツジ?夏だけど。こんなにオシベの長いのは見たことがありません。 白山吹の実がもう黒くなっていました。 アガパンサスの実。これは公園の外です。
ハゼノミ エノキノミ シナマンサクの実
櫨の木(ハゼノキ)の実。丸ではないのですね。 榎(エノキ)にも実が成っていました。 支那満作の実です。