荒川・砂町水辺公園A(2003年9月)

9月7日、今日のネイチャーリーダー講習会は午前中、東大島付近のタウンウオッチングでした。
午後からは砂町のエコスペースの見学に行きました。東大島文化センターからぞろぞろ皆で歩いて、荒川へ。
江東区のエコスペースの中では一番大きい。池や水路を作れば、こんなに色んな植物があるのかと思うほどです。

クズの花 イチビ アカスジカメムシ
葛(クズ)の花。葛湯や葛餅も好物だけど、花も綺麗です。マメ科。 イチビ。種から直接花が咲いています。不思議です。アオイ科。背景の葉はさつまいもです。 枯れたウイキョウに止まっている赤筋亀虫(アカスジカメムシ)まだ若い。大人になればもっと赤い筋になります。
メドハギ ヨモギ キンガヤツリ
蓍萩(メドハギ) 昔は茎を占いに使ったらしい。マメ科。 蓬(ヨモギ)の花、まだ蕾です。よもぎ餅は若葉を利用します。葉は気にしていましたが花は気づきませんでした。キク科。 金蚊帳吊(キンガヤツリ)カヤツリグサ科

エコスペースでは虫たちも元気です。池にはザリガニやウシガエルのおたまじゃくしがいました。

コガネグモ
薄色笹切(ウスイロササキリ)手にとまる位、まだ小さいです 蜘蛛まで撮ってしまいました。黄金蜘蛛(コガネグモ)

絶滅の恐れのある植物も見つけることが出来ます。

タコノアシ1 タコノアシ2 コブナグサ
蛸の足(タコノアシ)蛸の足を逆様にみた感じで花序が吸盤に見立てて、こんな名前になったのでしょうか。絶滅危惧種です。紅葉すると綺麗ですね。ベンケイソウ科又はユキノシタ科? 小鮒草(コブナグサ)まだ花序は出ていません。八丈島では刈安(カリヤス)と呼んで黄八丈の染料に使う。イネ科。
ナナミント イガオナモミ ハンノキ
ナナミント。日本古来のハーブです。いい香りです。 イガオナモミ。果実の表面や棘に鱗片状の毛があります。もっとアップで撮らないと分かりませんね。キク科。 草が多いエコスペースにも木があります。ハンノキです。カバノキ科。