2004年3月上旬

3月7日(日)高校時代の友人が東京に遊びに来ました。昼に東京に着くというので、東京駅まで迎えに行きました。
今日は都内、明日はディズニーランド、ディズニーシーに行く予定だという。私は都内だけの案内をすることになり、丸ビル35階のレストランで昼食。景色はとてもいい。あそこは何々、こっちは何々と説明に忙しい、というより、高い所が好きな私が喜んでいる。ゆっくりと食事を出来るのも良い。
お堀端を散歩しながら、日比谷駅に向かっていると、「どうぞ、ご覧下さい」と呼び込む人がいます。何かと思えば「明治生命館」という古い建物(重要文化財)の公開日でした。昭和9年に建てられたというネオ・ルネッサンス様式。近代的なガラス張りのビルよりずっと落ち着きます。月に一回(第一日曜日)の公開日にめぐりあってラッキーでした。

列柱 窓
エンタシス(膨らみ)のある列柱。柱頭はアカンサスの葉の模様でかたどられています。 窓のカバーもアカンサスの花の模様が素晴らしい。
街頭 回廊
ここだけ見ると、ちょっとヨーロッパの街の風景? 2階の回廊も古き良き時代の雰囲気が出ています。
営業店頭 天井
1階の営業店頭も太い柱と天窓が素敵です。 天井のレリーフもアカンサスの花。

友人の希望は六本木ヒルズなので、日比谷線で六本木へ。日曜日なので人が多い。迷子になりそうな設計だと思う。ショッピングは興味無いので、展望台へ行く事になりましたが、美術館との合わせたチケットしかありません。仕方なく、それを買って、52階の展望台(東京シティビュー)へ。さすがに眺望は素晴らしい。でも東京というのはガラクタをひっくり返したような街だという印象です。

東京タワー レインボーブリッジ
東京タワーの向こうに東京湾が広がっています。 レインボーブリッジもすぐ傍に見えます。
若洲 お台場
若洲には江東区の風車が見えますが写真では分かりにくい。 お台場の向こうには船が走っています。フジTVも見えます。

美術館は現代美術の公募展でしょうか、面白いものもありましたが、抱き合わせチケットで無理に見せられているという思いが抜けません。
コーヒーでも飲もうかとフロアガイドを見て探すのも一苦労。本当にここは分かりにくい。結局地下へ。出来れば外が見える喫茶店でゆっくりしたかった。