奈良A(2004年9月中旬)

9月15日、今日は奈良観光です。高校時代の友人と天王寺駅で待ち合わせです。昨夜コンビニで買った朝食をあわただしく食べて出かけました。
奈良は色々行ったことがあるのですが、すっかりご無沙汰していたので、定期観光バスで、一巡りすることにしました。
お客はたった6人という少なさです。私たち3人と秋田から来た年配のご夫婦、それに出雲から来た男性、おかげで団体という雰囲気ではなく、グループといった感じで、ゆったり見物することが出来ました。
<飛鳥 斑鳩の里> 陰陽道の源流を訪ねて(聖徳太子と安倍清明)というコースです。

まずは奈良駅から一路南下します。道路の東側には三輪山が見えてきます。大神神社の大きな鳥居も見えました。ガイドさんの説明を聞きながら、桜井市の安倍文殊院に向かいます。孝徳天皇の勅願によって大化改新の時に、左大臣となった安倍倉梯麻呂が安倍一族の氏寺として建立したそうです。安倍清明の像がありました。

安倍文殊院

コスモスも有名らしく、迷路などを作ってありました。でもコスモスは新しい花。人寄せに植えたのでしょう。まだ少ししか咲いていませんでした。

コスモス1 コスモス2 コスモス3

文殊池にある金閣浮御堂は7回まわって、7つの災い除けができるそうで、何の災い除けをお願いしようかなと一枚一枚お札を納めて行きます。ボケ封じもあるそうで、なんか現世利益のお寺といった感じで少々がっかりです。

金閣浮御堂 燈篭
池は写っていませんが、池の中にあります。 燈篭に灯が入ると池に映って綺麗でしょうね。

次はいよいよ飛鳥です。石舞台の近くで昼食をとりました。石舞台は蘇我馬子の墓と言われています。よく覚えていたので、見に行きませんでした。最近は囲ってあって入場料を取るようになっていました。

石舞台 丘
石舞台の頭だけが見えています。 丘陵といった良い風景です。

バスガイドの方は走っている間、色んな説明をしてくれるので、最近古代をテーマにした小説本を読んでいる私には復習になってよかった。
今は彼岸花の花盛りで、緑と赤のコントラストがきれいです。

田圃と彼岸花1 田圃と彼岸花2
黒米と彼岸花1 黒米と彼岸花2

稲も実をつけていました。黒っぽいのは古代米の黒米です。昼食にも出ました。
本当に奈良らしい風景で、何かほっとします。