奈良B(2004年9月中旬)

橘寺に到着しました。現在橘寺のあるところは、 寺が建立される以前は欽明天皇及びその第四皇子である用明天皇の離宮、橘宮があった場所といわれており、 用明天皇の子、聖徳太子は敏達天皇元年(572年)にここで誕生したと伝えられています。

橘寺

どういうわけか大好きな酔芙蓉が庭中に咲いていました。昼過ぎだったので、少しピンクになっていました。
「二面石」という善悪をかたどった石もありました。先日読んだ本にも出てきました。

酔芙蓉1 酔芙蓉2
二面石 酔芙蓉3

飛鳥を離れて北上します。途中には耳成山、香具山、畝傍山をバスの中から眺めます。歌にも読まれている三山です。
斑鳩の里に着きました。聖徳太子がどこにお寺を建てようかと迷っている時に、斑(マダラ)の鳩が導いてくれたのがここで、それで斑鳩という名前になりました。
斑鳩の里といえば、法隆寺です。

法隆寺中門

西院伽藍の中門です。季節外れなので、人が少なくて、良かった。

五重搭 中門の柱 魔除け
五重塔 中門のエンタシスの柱。 魔除け?と捨瓦

捨瓦というのは、上の屋根からの雨粒で瓦を傷めるのを防いでいます。瓦が二重になっているところですが、分かるかな。

大講堂 柱と彼岸花
大講堂。修学旅行の学生がいます。 エンタシスの柱と彼岸花の不思議な雰囲気。

広い広い法隆寺を後にして、奈良駅の方へ戻ります。その前に平城宮後に再現された朱雀門を見に行きました。

平城京

たっぷり8時間の奈良観光。少々疲れましたが、奈良の地理が頭に入りました。今度はレンタサイクルでまわろうかな。
帰りには一人参加できなかった友人も加わって、にぎやかに夕食をとってお別れです。