金時山A(2005年4月下旬)

4月22日、久しぶりに兄夫婦と出かけました。
小田原駅からバスで仙石へ。乙女口まで歩いて行きますが、足元の花にも目が向きます。

カキドオシ1 カキドオシ2 白に青い線のスミレ
垣通し(カキドオシ)シソ科。 名前は不明のスミレです。
アカバナミツマタ1 アカバナミツマタ2
平地ではもう花が終わりのミツマタ、ここでは花盛りです。アカバナミツマタ。 又、キケマンに出会いました。

乙女口から山道に入ります。カケスを見つけましたが、すぐ飛んでしまうので、撮るのはあきらめです。
スミレの花がそこここに咲いていて、足を止めてしまいます。

エイザンスミレピンク エイザンスミレ白 ミツバツチグリ
叡山菫(エイザンスミレ)の淡いピンクと白。 三葉土栗(ミツバツチグリ)バラ科。

次に見つけたのはここならではの乙女菫(オトメスミレ)です。タチツボスミレの白花種ですが、距に紫色が残ります。ここ乙女峠で始めて発見されたので、この名がつきました。

オトメスミレ

乙女峠に着きました。峠の名の由来を語る看板があります。「昔、仙石原の娘が父親の病気を治そうと、峠の先の地蔵堂に日参し、満願の日に父親の病気は治りましたが、娘は雪に埋もれて亡くなってしまいました。娘を哀れんで、この峠を乙女峠というようになりました。」 
小さな展望台に登ると、大きな富士山が目の前にありました。

フジサン マメザクラ
雪がまだまだ残っています。御殿場市も見えます。 豆桜(マメザクラ)富士山付近に多いので富士桜ともいう。

暖かな陽射しの中、お弁当を広げました。ウグイス(一瞬見ました)やヤマガラもいました。