自然教育園(2005年5月中旬)

5月19日、目黒にある庭園美術園にベルギーの画家、「ジェームズ・アンソール展」を見に行きました。めずらしく?連れ合いと一緒です。彼の絵画を見るのは始めてで新鮮でした。日本画を模写した素描など興味をひきました。
その後、隣の自然教育園に寄ってみました。

マルバウツギ オドリコソウ ヤマブキソウ
丸葉空木の花のアップが撮れました。 踊り子草(オドリコソウ)シソ科。
薄いピンクです。
山吹草(ヤマブキソウ)山吹よりも可憐でしょうか。ケシ科。

園内には二人静(フタリシズカ)がたくさん花をつけていました。一人静(ヒトリシズカ)の方は終わっていました。花穂が二つだから二人静だと思っていましたが、3個以上ついているのもあるのですね。

フタリシズカ1 フタリシズカ2 フタリシズカ3
花糸は短く、内側に曲がっています。 以前奥多摩で一人静と二人静の葉の付き方の違いを教わったのを思い出しました。一人静は4枚輪生、二人静は2枚対生でした。センリョウ科。

相変わらず、カラスの鳴き声がうるさいくらいです。でも今日は人も多くいます。でもシジュウガラを一羽見つけました。

マユミ ゴンズイ ヤブヘビイチゴ
真弓(マユミ)雄しべが緑色の花盤の上についています。ニシキギ科。 実が面白いゴンズイの花。まだ蕾で残念!ミツバウツギ科。 薮蛇苺(ヤブヘビイチゴ)ヘビイチゴより葉の緑が濃い。バラ科。

今の時期は水生植物園の色んな花が咲いていますが、その中で丁字草(チョウジソウ)と野薔薇(ノイバラ)が綺麗でした。

チョウジソウ1 チョウジソウ2 トウゴクシソバタツナミ
丁字草(チョウジソウ)花の形がフトモモ科のチョウジに似ているのでこの名になっています。綺麗な紫色です。キョウチクトウ科。 東国紫蘇葉立浪(トウゴクシソバタツナミ)烏が邪魔して撮るのに苦労しました。シソ科。
ノイバラ1 ノイバラ2 エゴノキ
野薔薇(ノイバラ)華やかな園芸種の薔薇より、素朴な感じがいいですね。 エゴノキの花のトンネル。

カラスも多いし、虫も多いのか、あちこち刺されてしまいました。かゆいよー。
帰り道、門横の空き地にはヤブヘビイチゴの赤い実(左)が見えます。ちょっと一つつまんでみました。けっこう甘かった。
道端も忘れず、キョロキョロしていると、可愛い雛桔梗草(ヒナキキョウソウ)(右)を見つけました。

ヤブヘビイチゴの実 ヒナキキョウソウ