赤塚植物園・板橋色々(2013年1月6日)

穏やかな天気で新年が明けました。都営交通とバスが無料というパスを手に入れたので、それを使って赤塚植物園に行きました。以前、植物園近くの人がHPを作っていて、植物の名前などを教えてもらいました。その頃から気になっていた植物園なのですが、遠くて行きにくかったのですが、1月6日、思い切って出かけました。23区の中で足を踏み入れたことの無い区でした。
大手町までバスで行き、都営三田線志村三丁目からバスに乗り、赤塚八丁目で降ります。やっぱり遠いです。
松月院 乗蓮寺
バス停傍に松月院がありました。
曹洞宗の千葉一族の菩提寺  ↑マウスオン  
東京大仏乗蓮寺  ↑マウスオン   
御本尊は阿弥陀如来。浄土宗です
本堂 天保大飢饉の供養塔
本堂   ↑マウスオン 天保大飢饉の供養塔   ↑マウスオン
大仏
青銅製の大仏。奈良、鎌倉についで3番目の大きさです。東京に大仏があるなんて、初めて知りました。
昭和46年、お寺がここに移転した時に作られたので新しいのです。                      
色々寄り道をして、やっと赤塚植物園です。冬なので花は期待しません。枯れた植物も風情があります。
赤塚植物園入口 トキワイカリソウ
入口   ↑マウスオン トキワイカリソウ  メギ科
赤塚植物園1
入ってすぐのところ。岡になっています。
ナギナタコウジュ  シソ科 タムラソウ  キク科
あせび
万葉薬用園もあります。 あせび  ツツジ科
カラタチ サカキ
カラタチ  ミカン科  ↑マウスオン サカキ  ツバキ科  ↑マウスオン
フユイチゴ クサボタンの綿毛
フユイチゴ  実がなっています。 クサボタンの綿毛  キンポウゲ科
カンアオイ ススキ
カンアオイ  ウマノスズクサ科 ススキ  イネ科  ↑マウスオン
黄実の万両 メハジキ
黄実の万両  ヤブコウジ科 メハジキ  シソ科  ↑マウスオン
オケラ ミツマタ
オケラ  キク科  ↑マウスオン ミツマタ  ジンチョウゲ科  ↑マウスオン
日本庭園
小さいけれど日本庭園を作ってありました。   ↑マウスオン
織部灯篭 伊予青石と白川砂利 鞍馬石、伊勢五郎太石、鹿威し
織部灯篭 伊予青石と白川砂利 鞍馬石、伊勢五郎太石、鹿威し
根府川石、阿亀笹 六方石 雪見灯篭
根府川石、阿亀笹 六方石 雪見灯篭
木曾石 袖形灯篭 那智黒砂利、筑波石
木曾石 袖形灯篭 四方仏形水鉢、那智黒砂利、筑波石
赤塚植物園2
狭い所に色々あります。  ↑マウスオン
ススキの穂 ハカタシダ
ススキの穂 ハカタシダ  オシダ科
オリハラン 冬の花蕨
オリハラン  ウラボシ科 冬の花蕨  ハナヤスリ科  ↑マウスオン
   
植物園を出て、近くの案内を見ると板橋美術館がありました。夫がここの学芸員は良い企画をするが、何しろ遠いと言っていたのを思い出しました。それで覗いてみることにしました。
板橋美術館
板橋美術館石碑 板橋美術館展示案内
江戸時代に流入した明清の美術、文化が画家達を刺激し、新たな美術上の生みだした。その影響を受けた画家達の絵
   
絵のコメントも面白く、ゆっくりと鑑賞した後、ベンチでおやつを食べていたら、猫が寄ってきました。
赤塚溜池 猫
赤塚溜池 私のおやつを食べに来た猫
赤塚城址階段 赤塚城址
マウスオン  すぐ傍が赤塚城址ということで登ってみました。  ↑マウスオン
本丸跡
本丸跡は広々しています。  ↑マウスオン
ジョウビタキ 梅林
ピンボケだけど、ジョウビタキです。 梅林、まだまだ蕾  ↑マウスオン
不動の滝1 不動の滝2
赤塚不動の滝。  ↑マウスオン  東京の名湧水57選の一つです。
山岳信仰が盛んだった江戸時代には、富士山や大山などに参拝する前に、ここで身を清めたという。いかなる時も枯れずに湧き続ける水だそうですが、雫が垂れているという感じです。でも祠もあって、綺麗にされています。
    
赤塚も植物園だけでなく、いろんな施設や歴史があって、おもいがけなく遠くに旅した気分になりました。
帰りは西高島平まで歩いてしまいました。高速道路が複雑に走っていて、地図で見たより遠かった。帰りは神保町で新宿線に乗り換えて、住吉駅からバスで帰宅。