愛宕山(2014年1月21日)

1月21日、今年第一回のGreen・Upの定例会は、東京23区内自然の山としては一番高い愛宕山登山(?)です。代表が「お江戸低山散歩」という本を買ってきて、行きたいとのこと。私としては、もう少し高い山の方がいいのですが・・・
銀座の画廊で、「イトウタカシ展」を見て、日比谷からバスに乗り、愛宕下で降ります。

愛宕山には愛宕神社があり、1603年、慶長8年、江戸に幕府を設く徳川家康公の命により防火の神様として祀られました。お参りの人も多いです。
愛宕神社の出世階段。
愛宕神社の階段。 出世の階段を登ります。 ↑マウスオン
   
「出世階段」の名は徳川家光が芝の増上寺に参詣の帰りに、愛宕神社の下を通った時、愛宕山には源平の梅が満開。家光が 「誰か、馬にてあの梅を取って参れ!」と命じたが、愛宕山の石段はとても急勾配で歩いてのぼり降りをするのすら、ちょっと勇気が必要なので、家臣たちは、みな一様に黙ってしまったなかで、この石段をパカッ、パカッ、パカッと登り始めた者が四国丸亀藩の家臣の曲垣平九郎。平九郎は見事、山上の梅を手折り、馬にて石段をのぼり降りし、家光公に梅を献上し、出世した故事によります。
阿(あ)の狛犬 吽(うん)の狛犬
阿(あ)の狛犬 吽(うん)の狛犬 後ろは女坂
弁財天社 弁財天社の池
弁財天社 弁財天社の池 ↑マウスオン
弁財天社の池の水の流れ 船
岩の向こうに水の流れがあります。 船もあって、風情があります。 ↑マウスオンは鯉
   
本社の屋根の銅板葺き替え工事をしていて、カバーがかかっていて残念!
丹塗りの門 丹塗りの門の側面
丹塗りの門 ↑マウスオン 門を横から見ました。
招き石 平九郎が手折った梅樹
招き石  ↑マウスオン
 「この石をなでて福を身につけて下さい」
平九郎が手折った梅樹
太郎坊社 福寿稲荷社
太郎坊社。猿田彦神を祭神とする末社す。
福寿稲荷社。宇迦御魂神を祭神とする末社。マウスオン
おみくじがいっぱい 児盤水
おみくじがいっぱい 山ですが、湧水があったようです。
「T ティ・プリュス」 平九郎の顔だしパネル
Tティ・プリュス」でランチしました。 平九郎の顔だしパネル
     
食後、同じく愛宕山にあるNHK放送博物館に入りました。ラジオの時代からのマイク、ラジオなどの機材から、当時の番組の音や声などがあり、アラシックス(セブンもいるよ)のみんなは盛り上がってしまいました。終戦時の玉音放送用に録音されたレコードも展示されていた。大河ドラマの衣装などもあり、見る所は色々ありました。
エレベーター 愛宕隧道
下るのは階段で。エレベーターもあります。 愛宕隧道 23区内唯一の山岳トンネル 昭和5年竣工
     
近い割に、なかなか面白かった。都心でもまだまだ知らない所が多いので、次はどこへ行きますか?
神谷町からメトロで京橋へ。もう一つギャラリーに寄ってから帰宅。