金戒光明寺・青蓮院(2015年12月2日)

今年はお墓詣りが延び延びになっていて、12月になってしまいました。なかなかホテルの空きが無く、結局、JR東海ツアーズの京都日帰りプランを利用して日帰りにしました。しました。朝一番東京駅6時発の「のぞみ」で出発。8時8分には京都到着。
初めて車窓から富士山を撮ってみました。雲がかかっていましたが、東側は朝日に染まっています。
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バス一日乗車券を買って、100番のバスに乗ります。急行で有名な所だけ止まるので、便利ですが、修学旅行生が多くて、少々乗り降りに時間がとられます。まずは「五条坂」、大谷本廟にて、お詣りします。また100番のバスで「岡崎道」で降りて、小高い丘にある金戒光明寺へ向かいます。山門と庭園が特別公開しています。
金戒光明寺(くろ谷)は1175年、法然上人が浄土宗最初の念佛道場が開かれた場所です。
南門から入ります。 山門が見えてきました。
山門からは見晴らしがいいのですが、残念ながら撮影禁止でした。↑マウスオン
鐘楼。 阿弥陀堂。豊臣秀頼が再建。
御影堂(大堂) 吉備観音、中山文殊菩薩を拝観しました。
    
次にお庭を巡ります。法然上人の生涯と浄土宗の広がりを枯山水で表現した紫雲の庭です。石がそれぞれ人を表します。
幼少時代 美作の国にて家族と・・・ 
修業時代 比叡山延暦寺 師や学友と・・・
浄土開宗 寺門興隆 弟子達と・・・
      
庭におりて、散策します。
庭園の紅葉  ↑マウスオン
ご縁の道 東屋から眺め、様々な石を見立てるらしい。
東屋から見て、左右の石(○)を勢至菩薩、観音菩薩他色々に見立てて楽しむ。↑マウスオン
赤の道、青の道が出会う「出会いの石」
元々、木造建築の「伽藍石」で礎石として使用されてる
紫雲。共に歩む道。御影堂に導く道とみることも。
後から調べて、「成程」と思いました。
きれいな色です。 ↑マウスオン
花本庵 井戸
真如堂の三重塔の近くまで行きました。
    
京都駅に戻って、友人と待合せ、食事。午後は又100番バスで知恩院で降ります。
知恩院に入るのは又の機会にして、通り過ぎます。
   
青蓮院に着きました。比叡山延暦寺の三門跡の一つ。皇室或いは摂関家が門主です。又、1788年御所が炎上した時に、仮御所として使われました。(粟田御所) 粟田口は京の七口の一つで、東海道、東山道、北陸道に通じています。
図の上にある青龍殿、将軍塚へ行きます。 大きな楠と長屋門  ↑マウスオン
門。この楠も大きいです。天然記念物。
小堀遠州作の庭園です。
華頂殿から龍心池を眺めます。池の中の石は龍の背中に見えるでしょうか? ↑マウスオン
華頂殿の蓮の襖絵。 ↑マウスオン 豊臣秀吉寄進の「一文字手水鉢」
庭に下りてみます。手前は花崗岩の反りの美しい石橋(跨龍橋) ↑マウスオン
大玄関にあった衝立。 黄実の千両
やはり、紅葉が気になって撮ってしまいます。 ↑マウスオン
日吉社 西方浄土の石庭?
宸殿。御所の紫宸殿にあたる。天皇の位牌がずらりと並んでいた。
前にあるのは、右近の橘、左近の桜です。 ↑マウスオン
   
さあ、今度は青龍殿、将軍塚へ。タクシーで行きます。