鎌倉宮・他(2016年7月17日)

宝戒寺に着きました。東勝寺で自害した北條氏を弔うため、後醍醐天皇が足利尊氏に命じ、北條氏の屋敷があったとされるこの地に建立されました。
寺標 北條執権邸旧跡の碑
本堂。萩が多い。秋になればきれいでしょう。↑マウスオン
徳宗大権現堂。北條高時を祀っています。 聖徳太子堂
梵鐘 東久邇宮お手植えの柏槇
    
お宮通りに入りました。まっすぐ鎌倉宮に行こうと思ったのですが、どこかで御神輿の音がしています。荏柄天神の大祭だというので、寄ってみます。
お宮通り道標 荏柄天神の前の交叉している柏槇
急な階段です。 樹齢900年以上の大銀杏
拝殿。勿論、菅原道真をお祀りしています。
ワッショイ、ワッショイ、元気にかついでいます。
鎌倉宮に着きました。明治天皇が護良親王を祀るため建立されました。
厄割り石。盃に息を吹きかけて石に投げて割り、厄を祓うそうです。
境内の花々、ギボウシ、アジサイ。
拝殿。 ↑マウスオン
獅子頭は護良親王が戦う時、兜の中に小さな獅子頭守りを忍ばせていた事が由緒
拝殿横から拝観します。 キツネノカミソリがもう咲いていました。↑マウスオン
大塔宮御座所の碑 護良親王土牢の説明
建武元年十一月より翌二年七月二十三日迄約九か月間幽居されていました。
足利尊氏の弟足利直義の命令で殺された。
本殿  ↑マウスオン 神苑ですが、さびしい感じです。
御構廟(御首塚) ↑マウスオン 奉納者 宇津峰神社 ↑マウスオン
守永親王、後村上天皇、後亀山天皇
多宝塔 献茶塔
護良親王の忠臣村上義光が親王の身代わりで切腹し、親王を逃した。
身体の悪い部分を撫でて、身代わりになってもらえる。↑マウスオン
     
少し疲れたので、神社の前の茶店で抹茶とおだんごをいただき、護良親王のお墓の場所を聞きました。
護良親王のお墓の碑。お墓は階段の奥です。ひっそりしています。↑マウスオン
ウバユリの蕾と思われます。 階段を登っても又階段があります。
急で滑りそうな階段なので、登るのはやめました。
しーんとしていて異様な雰囲気です。
まだまだ遠いようです。
誰もいない。
     
南北朝時代の本を読んで以来、一度、跡を訪ねたかった。鎌倉時代終わりというか北條執権末期から南北朝、足利時代にかけては興味深い。
杉本観音バス停へ出て、金沢八景から帰る。
活動距離 8.47Km 時間 4:06 高低差 106m 累積標高上り 678m 下り 696m (休憩含む)