冬芽(2018年2月16日)

森林インストラクター東京会の高尾クラブ主催の冬芽観察会に参加しました。
調布駅で降りて、神代植物園前までバスに乗ります。
京王線調布駅 地上出口
いつも通過していて、地下駅なので様子が分からなかった。
調布は映画の町らしい。 ↑マウスオン
     
神代植物園の植物多様性センターで観察します。武蔵野ゾーン、奥多摩ゾーン、伊豆諸島ゾーンがあり、それぞれの植生の木々を植えてあります。
植物多様性センター入口 杉も寒い時は赤くなって、暖かくなると緑に戻ります。
ハウチワカエデの頂芽
ヤマツツジの頂芽
クロモジの葉芽と花芽
アオギリ。頂芽は半球形で大きく、側芽は球形で小さい。葉痕も大きい。
イイギリの頂芽は艶がある。 ムクロジの葉痕は大きく、サルの顔みたい。
コナラのドングリは先に根を出す。↑マウスオン ヤマボウシの花芽
ユリノキの頂芽と側芽 ユリノキの葉痕は円形。維管束はバラバラ
??? ジャケツイバラの冬芽は離れて数個が並ぶ。
ミズナラの冬芽は水滴形。
芽鱗はうろこ状に重なる。
バイカウツギ??
ネムノキ?? メグスリノキの冬芽は細長い水滴形
タラノキの葉痕はV字形。枝にはトゲがある。
??? ヒメコウゾの冬芽??(上下反対?)
ホオノキの頂芽は超大型 サワグルミの葉痕はハート型で寝顔に見える。
ユキワリイチゲ オヤマボクチ ↑マウスオン
ブナの冬芽は細長い水滴形。↑マウスオン フサザクラの冬芽は水滴形で黒く艶がある。
ハクウンボクの冬芽は長卵形。表皮が縦に裂け、短冊状にはがれる。
ヌルデの仮頂芽と側芽 シュンランの実
      
普通背が高く、冬芽は見えないことが多いのですが、ここの木は小さいので、よく観察できました。でも話を聞きながら、小さな冬芽や葉痕にピントを合わせるのは難しかった。又、名前は名札の写真を撮ったり、メモを取ったりと忙しい。時間がかかったけれど、何とかまとめられた。帰りに「冬芽」の本を買った。おかげで名前の確認が出来ました。