建仁寺(2018年9月6日)

9月6日、兄の命日です。もう2年目になりました。京都のお墓で法事をします。
静岡付近の富士山 関ヶ原付近の伊吹山
     
無事、法要も済み、久しぶりに顔を合わせた姉妹と食事を共のしました。
夕方の新幹線まで時間があるので、一ヶ所くらいはお寺を見てみようと、バスを乗り継いで、建仁寺へ。
栄西禅師が開いた京都最古の禅寺です。
お茶の実かしら? 拝観料500円でした。
俵屋宗達作「風神雷神図屏風(国宝)」の陶板複製です。
襖絵 安土桃山時代の海北友松作。「雲龍図」 (高精度デジタル複製)
潮音庭(三連の庭)  中央に三尊石、手前には座禅石。↑マウスオン
違う角度からも眺めます。 奥に風神雷神図屏風が見えます。
小書院の襖絵は染色画家 鳥羽美花作 「凪」
○△□の庭。宇宙の根源的形態を示しています。 ↑マウスオン
□は「地」 ○は「水」 △は「火」で象徴したものとも言われています。
襖絵 鳥羽美花作 「船出」
襖絵 海北友松作 「七賢人」 (高精度デジタル複製)
大雄苑 白砂と緑苔と巨岩  ↑マウスオン
奥が有楽斉が建てた織田信長の供養塔 おおらかな二石
庭に降りてみます。
田村月樵 遺愛の大硯 東陽坊 秀吉大茶会時に建てられ、移築。
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緑の苔、スギゴケ? 切株にキノコ
     
大小書院、方丈を見て、昭和二年上棟の法堂に向かいます。平成十四年、創建800年を記念して立派な天井画が描かれました。
法堂天井画 小泉淳作筆 「双龍図」 ↑マウスオン
本尊釈迦如来坐像と脇侍迦葉尊者・阿難尊者が祀られています。
    
静かな禅寺ではなく、外国人観光客用の説明が多い。土産物や、セルフ撮影というのもあって、賑やかでした。
外から法堂を眺めます。 ↑マウスオン
三門(望闕楼) 大正十二年静岡県安寧寺より移築。
瓦にあった獅子が面白い。
三門前の池。木々が映ってきれい。 ↑マウスオン
楽神廟 栄西禅師の母ゆかりの楽の社。
開山堂の楼門、寶陀閣 道元禅師、修行の遺跡
栄西禅師が妙薬とした桑の「桑の碑」 栄西禅師が宋から持ち帰った茶の「茶の碑」
禅居庵。摩利支天を祀っています。 手水舎の水は猪の口から出ています。
摩利支天は七頭の猪の上に座っている。
禅居庵 本堂
狛犬ならぬ狛猪です。
大きな猪像の下に仔猪の置物がいっぱい。
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絵馬も猪の図柄
      
帰りの新幹線の発車時刻まで、近くをぶらぶらします。
八坂の塔
八坂庚申堂 ↑マウスオン
くくり猿に願いを書いて奉納。いっぱいです。
庚申堂の中にあった石仏