発掘された日本列島2020-Ⅱ

日本の自然が育んだ多様な地域文化
 旧石器時代(約4万年前~1万5千年前
白滝遺跡  北海道遠軽町
黒曜石  ↑マウスオン は細石刃の作り方
天然のガラスなので、割れやすく鋭い歯を作ることが出来る。
 男女倉遺跡  長野県長和町
白滝遺跡と同じ黒曜石だが、白滝遺跡より原石が小さい。 ↑マウスオン
 翆鳥園遺跡  大阪府羽曳野市
安山岩の一種サムカイト 本来は黒色、風化して灰色に。↑マウスオン
翼状剝片。 石器の作り方は瀬戸内技法という横に切っていく。
 鞍曲遺跡  鹿児島県南九州市
堆積岩の一種の頁岩(けつがん) ↑マウスオン
剝片尖頭器、朝鮮半島にルーツをもつ。
縄文時代 
吉野屋遺跡  新潟県三条市 
火焔型土器 岡本太郎も愛した日本美術の原点
王冠型土器
北小金貝塚  北海道伊達市
調理に使った円筒土器 ヤス、 オットセイの上腕骨
御所野遺跡  岩手県一戸町
左は円筒式土器(東北北部)と右は大木式土器(東北南部)
↑マウスオン 大木式土器は渦巻模様
西広貝塚  千葉市市原市 
縄文人のアクセサリー  ↑マウスオン
骨角牙製(シカ、イノシシ、クマ、タヌキ他)海獣・貝(ウミガメ、タカラガイ、ツノガイ他)
有吉北貝塚 千葉県千葉市
加曾利E式土器 口縁は広く、底は狭い。渦巻模様  ↑マウスオン
骨角牙製装身具 イノシシ、鹿、サメ、イボタガキなど
 棚畑遺跡  長野県茅野市  
パネル文土器や有孔鍔付土器や黒曜石製石器
小型円柱状土偶、円錐中空土偶 石棒
比丘尼原遺跡  長野県原村    曽利遺跡  長野県富士見町
縄文土器、土偶、人面把手、有孔鍔付土器
 曽利遺跡  長野県富士見町
深鉢型土器  ヘビ、カエルの紋様
人面把手 珍しい形の有孔鍔付土器
粟津湖底遺跡  滋賀県大津市 
上部は木の実、中左は貝、下部は動物の骨
船元式土器 イケメンの土偶
阿高・黒橋貝塚  熊本県熊本市 
垂飾 サメの歯などで作った飾り 装飾品。 鹿角製簪、猪牙製垂飾など
阿高式土器 太めの線の模様
続縄文時代
滝里安井遺跡  北海道芦別市
琥珀平玉のネックレス 石鏃(せきぞく)↑マウスオンはクマ形石製品
恵山貝塚  北海道函館市 
骨角製品。 匙、簪、銛、装飾品 壺型土器、鉢形土器
弥生時代
雑餉隈遺跡  福岡県福岡市
磨製石剣、磨製石鏃、弥生土器
宇木汲田遺跡  佐賀県唐津市
上部は細型銅剣、細型銅矛、下部は多鈕細文鏡、硬玉製勾玉
池上曽根遺跡  大阪府泉大津市
左端は龍の絵画土器、壺型土器、水指型土器や石剣
↑マウスオンはイイダコ壺
山中遺跡、西上免遺跡  愛知県一宮市  
壺(パレススタイル土器)赤色に塗られています。
中山遺跡  岡山県真庭市
特殊壺、特殊器台で円筒埴輪が成立した。
古墳時代
龍角寺101号墳 千葉県栄町  城山1号墳 千葉県香取市
左から鹿型埴輪、犬型埴輪、家型埴輪、右手前は魚型埴輪
城山1号墳  家型埴輪、人型埴輪
群馬県の古墳
小泉大塚越7号古墳(玉村町)
人面付円筒埴輪
保渡田八幡塚古墳(高崎市)
魚をくわえる鵜型埴輪 ↑マウスオン
中央はオクヤン山古墳(太田市)  ↑マウスオン
鷹匠埴輪 左腕に鷹を乗せた正装の鷹匠
長原古墳群  大阪府大阪市
人物埴輪。 巫女の姿を表現 家型埴輪
鳥型埴輪と馬型埴輪
土下古墳群  鳥取県北栄町
鹿型埴輪。 中国の埴輪です。鹿の子模様だから、小鹿ですね。
    
写真撮影可能と分かっていたから、カメラでパチパチ撮っていたら、まとめるのが大変だった。幸いにも江戸東京博物館のHPでこの企画展の動画解説があったので、何度も見直しながら、やっとできました。