「たばこと塩の博物館」の企画展は聞きなれないミティラー美術館のコレクションです。 |
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題名を見た時は、どこか外国の美術館だと思ってしまいました。 |
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ミティラー美術館は新潟県十日町市の雪深い森にある旧大池小学校の校舎を利用した私立の美術館。インドのミティラー地方で3000年にわたって、母から娘へと伝承されてきた壁画「ミティラー画」、インド先住⺠族のワルリー族が描く「ワルリー画」、ゴンド族に伝わる「ゴンド画」、そして5000年以上の歴史を持つ「テラコッタ(素焼の陶器)」などを数多く収蔵しています。
まずは「ミティラー画」です。 |
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「36の月神チャンドラマ」 |
「結婚式」 |
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「月に引かれる記者」 ↑マウスオン |
「クリシュナとラーダー」 |
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「チャグラ」 ヴィシュヌ神が指先に持つ土星の輪のような武器。 |
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「コーワル」
花嫁と花婿が最初に過ごす部屋の壁画
七つの蓮華と吉祥のシンボル |
「村の生活」 |
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「上弦の月を食べる獅子」 |
「孔雀」 |
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「両性具有のシヴァ」
左側にはヒマラヤを神格化したシヴァ神、右側には山の娘パールヴァティー女神 |
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「クリシュナと牛」 |
「ラーマとシーター」 |
「ゴンド画」は少なかった。 |
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「虎」 インドの少数民族の中でも最大のゴンド族。
それまでの民族アートの枠を超えたジャンガル・シン・シュヤムの作品 |
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次は「ワルリー画」 ワルリー族によって描かれる。男性も女性も共に参加して壁画を描く。 |
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「狐」 |
「月から雪の大地に落ちた枯れ葉」 |
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「馬とバーンチシラー神」 ↑マウスオン
結婚の取り決めに花婿側が5人の神の名前がつけられている5本の酒を持っていく。 |
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「村の結婚式」
結婚式は村全体と自然の関わりの中で行われる。 |
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「魚を捕る大きな網」 ↑マウスオン |
「ベールから生まれた娘」 |
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「5人の兄弟と一人の娘」(?) |
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永六輔が描いたミティラー画 |
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なかなか面白かった。入館料が安い割に見ごたえがあった。 |