哲学堂(2022年2月2日)

 ちょっと気になっていた哲学堂。中野からのパンフレットはあったが、ちょっと遠そうです。調べると大江戸線落合南長崎駅からの方が近そうです。降りて新青梅街道を歩く。少しこのままでいいかなと思った時、丁度交番があったので、聞いてみました。所が二人のおまわりさん共分からないとのこと。近隣の地図を見せてくれても哲学堂が無い! 仕方なく又、歩いていくと、大きく「中野区」の標識が・・・ そうかさっきの交番は新宿区なので、中野区にある哲学堂は管轄外でした!! 隣の区の事は「知らな~い」ということなのね。
 それはさておき、哲学堂の前に寄るところがありました。
 荒玉水道(砧から野方への給水管)の野方給水場(のちに野方給水所に改称)に作られた配水塔である。高さ33.6m、基部直径18m。今は災害用給水槽として使われています。
蓮華寺 哲学堂を作った井上円了の墓 ↑マウスオン
松がいい形だった。
 今度は目的の哲学堂へ・・・
入り口 七十七場名称案内
77か所に名前が付いています!!
哲理門 左右に幽霊と天狗の像が置かれている。 ↑マウスオン
三本の柱、三角形の屋根の三学亭
日本の三道と言われる神学、儒学、仏教学の研究家の平田篤胤、林羅山、釈凝然を奉崇しています。
六賢堂
東洋の六賢人(聖徳太子・菅原道真・荘子・朱子・竜樹・迦毘羅)を祀っている。
宇宙館
哲学上の講話や講習会をする講義室
絶對城(図書館)
四聖堂
東洋哲学の孔子、釈迦と西洋哲学のソクラテス、カントを祀っている。
経験坂  階段は経験をあらわす。 一応、石の標識と説明がある。
急な階段を降りると平坦な所に出た。 崖の反対側は妙正寺川
自然井
井戸から流れ出る水
狸燈
人間の情には狸に類するものがある。
時には高貴な霊性を発するものもある。
神秘洞
進化の根源は神秘に帰する。?です?
物字壇
「物」という字になっています。
崖の上を眺めると大きな木が多い。
妙正寺川の橋を渡って、向こう側に行くと多くの人物像があります。
ワグナー・ナンドール作 幸せの道を彫刻の形で表現した。
第一の輪  老子、キリスト、釈迦、アブラハム、エクナトン
第二の輪  達磨大師、聖フランシス、ガンジー
第三の輪  ハムラビ、ユスチアヌス ↑マウスオンは聖徳太子
梅が満開でした。 ↑マウスオン
白梅 ピンクの梅
調整池があるんですね。 妙正寺川
直角径 論理域への近道 先天泉
心字池
鬼燈 
人の心中に宿る鬼にも良心の光がある。
概念橋
理性に達する同定には概念が存する。
主観亭  心界の休息所 演繹観(傘型亭) 小憩して内省する。
菖蒲池
無尽蔵  記念物を陳列していた。 髑髏庵(休息所)
骸骨をもって俗心の死を表している。
三祖苑  ↑マウスオン
分かりにくいが上部に3つの碑がある。
常識門
普通の出入り口
    
 哲学を理解するのは難しいですね。