「百花ひらく」前期(2025年3月21日)

大手門ではスタッフが「庭には入れません。尚蔵館だけです」と説明に大忙し。チケットを持っている人はすぐ通してくれます。当日券もあるようでした。
入口の看板、階段があります。
七宝四季花鳥図花瓶  並河靖之  明治32年

次は裁縫筥並びに道具です。
糸巻、針山、メジャー?など 和ばさみ、洋ばさみ、ヘラなど 
裁縫筥 源氏物語「初音」にちなんだ松、梅、橘、歌文字が意匠されています。 昭和3年
東方朔・梅尾長鳥・椿鳩図  狩野常信  江戸時代

慶事の際に配られる小さな菓子器、ボンボニエールが並んでします。
銀製挿華 五稜形ゴヨウツツジ文ボンボニエール
六角形黄心樹石楠花文ボンボニエール 丸形桜に榮印ボンボニエール
丸形栂に檜扇菖蒲文ボンボニエール 丸形ゆうな文ボンボニエール
紅白梅図屏風  今中素友  大正12年
桜図屏風   跡見玉枝  昭和7年
青磁牡丹唐草文大花瓶  龍泉窯  中国・元時代

伊藤若冲の動植綵絵が並んでいます。前期は2幅、後期に2幅と展示替えします。
動植綵絵  牡丹小禽図 動植綵絵  桃花小禽図
背戸の秋図  伊藤綾春  大正8年 加賀地方花鳥図刺繍壁掛  昭和3年
萩に鴨図屏風  永齋  明治時代
菊花図額  1910年頃  陶磁

最後の菊花図額はとても陶板画とは思えない繊細な描写でした。見ごたえのあるものばかりでした。